熊本市動物愛護センターへ物資寄付と館内見学にいってきました

2025年12月23日(火)に熊本市動物愛護センターを見学させていただきました。

動物愛護センターの主なお仕事として、飼い主が不明な犬猫を保護する公的機関です。
保護とはいいますが、施設にも限界があり殺処分をする場所でもあります。

1970年代には年間100万匹を超えた殺処分でした。しかし、法律改正や保護団体の活動により大幅に減少し、2024年度は、環境省の発表では9,017頭(犬2,118頭、猫6,899頭)となり、統計開始以来過去最少を更新しました。

実はCHITTAをプロデュースしているinochiyoga(いのちよが)は、2009年よりチャリティーヨガ教室を開催しており、2010年〜2019年の新型コロナウィルスの影響によりイベント等が自粛規制となるまで、毎年YOGA♡LOVEという九州最大のチャリティーヨガイベントも開催しておりました。

現在は、毎月第2土曜日に江津湖のけんこう塾とのコラボ企画で、江津湖でお外ヨガを開催しております。inochiyoga=いのちをつなぐ活動として、参加費は経費を覗いた全額を、犬猫の殺処分を減らすための啓発活動に使用したり、様々な団体へ寄付をしてまいりました。

今回は事前に子どもたちは動物愛護センターのことを学びました。その後、一緒にホームセンターへ買い物に行き、inochiyogaの寄付金をフードやおもちゃなどの物資に変え、動物愛護センターへ寄付をしてまいりました。

その後、施設内を見学させていただきました。
※センターからの指示で飼育施設の公開はSNS等での公開NGがでておりますので、割愛させていただきます。

施設内には過去、ガス(CO2)で殺処分をしていた機械がありました。上の小さな箱に、犬たちは10匹ほど入り人間の手で、ガスが放出されるボタンを押します。

ボタンを押す職員は獣医師で、元々は動物の命を救いたくて獣医師を目指した人ばかりです。
獣医師がガスで死んだことを確認してから、下の焼却炉に移動され火葬されます。

熊本市動物愛護センターは平成19年1月を最後に、ガスによる殺処分を中止としました。
今では注射による安楽死とし、数は減ってはいますが、施設内で管理できなくなってしまった子は殺処分の対象となっている現状は変わりません。獣医師の腕の中で息を引き取る姿は「とても辛い」とお話してくださいました。

今回この経験の中で、動物愛護センターへ行く前に子どもたちと一緒に動物の命について学んだのですが、事実を理解し涙する子もいました。また、犬猫と過ごした経験のない子にとっては、机上での学びではあまり実感がわかなかった様です。しかし、センターを見学させていただいた後に気持ちに変化がありました。

CHITTAで飼っていたカナヘビの命は自分たちに責任があることを理解し、「一緒にいたい」という気持ちとカナヘビの命と向き合い、自然へ返す決意をしCHITTAの竹やぶへ戻すことにしました。

わたしたちがこの殺処分ということに向き合っていく中でできることは、命の重さに人間も動物も差はないということ。そして、動物と共に暮すことは、ひとつの大切な命に飼い主としての責任が生じ、人間の都合で手放すことはできない。法律で定められてはいますが、終生飼養(その動物が命を終えるまで適切に世話をすること)」の責任と義務があることを、わたしたち人間一人ひとりがしっかりと理解していくことを伝えていくことだと考えています。

今まで啓発活動や寄付活動を行ってはきましたが、人間の意識が変わらない限りは捨てられる犬猫はゼロになることはありません。どんなに救おうとしている人がいても、捨てる人がいる。どこまでいっても、解決されない問題となっています。


悲しい問題ではありますが大切な命のこと。日常の会話の中で、ご家族やお友達とこのことについて話す機会が増えることを望んでいます。

この度は、貴重なお話や経験をさせて頂きました動物愛護センターへ感謝申し上げます。

もし家族として犬猫を検討される際には、保護犬や保護猫を家族の一員として迎え入れることも考えてみてはいかがでしょうか。